三果文(さんかもん)は、別名三多文(さんたもん)とも呼ばれる吉祥文様です。その実を多くつける柘榴、豊かな実りをイメージさせる桃の実、実がまるで仏様が手をあわせたかのように見えることからその名がついた仏手柑(ぶしゅかん)を意匠化しています。多産・豊穣・多福を連想させる三つの果実が、より良い未来・幸福への願いを表している大変おめでたい文様です。
38.5×高5.5cm<手描き>
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